出汁をとるのは意外と簡単ですが、毎食毎食イチから出汁をとるのは億劫という気持ちになります。
そんなときは「水出汁」を作っておけば、簡単に出汁を作って使うことができます。
今回はそんな「水出汁」を作ってみることにします。
そもそも「水出汁」って何?
普通、出汁は湯で昆布やかつお節からエキスを抽出していきます。
水出汁はそもそも湯は使わず、水に昆布とかつお節を漬け込んでおく方法です。
手間がかからず、便利で簡単です。
普通に湯で出汁をとるときは、湯の沸き加減を見たり、アクをとったりと、きちんと見ておく必要がありますが、水出汁は「ほっておける」という手軽さがあります。
しかも1週間ほど保存がききます。
夜に作っておけば、次の日の朝にささっとお味噌汁を作れるから、とても便利です。
そんな水出汁を作る手順を見ていきましょう。
水出しを作る手順
1.麦茶用の入れ物に昆布とかつお節を入れます。
100円ショップなどで売っている麦茶用の容器を用意します。
今回は2リットルの容器なので、昆布2枚ほどとかつお節を40gほどを入れました。
こんな感じ。
※1リットルなら、半分くらいの分量で。
2.塩と砂糖をひとつかみ入れます。
ひとつかみするときは、二本指だと端からこぼれちゃうので、
三本指で掴むことがポイントです。
こんな感じ。
3.水を入れます。
今回はぜいたくにミネラルウォーターを入れましたが、水道水でも大丈夫らしいです。
その時は軟水がいいとのこと。なぜなら、昆布やかつお節の旨味は硬水よりも軟水のほうがでるから、らしいです。
4.冷蔵庫で保存
蓋を閉めて、冷蔵庫で一晩保存します。
以上!
これで水出汁が翌朝には完成!のはず。
明日の朝は、これで味噌汁を作るぞー!というやる気もでます。
5.水出汁の完成
さて翌日、冷蔵庫から水出汁を取り出してみます。
見た目はそんなに変わらないですが、かつお節が沈殿するようになりました。
試しに、できあがった出汁を少し味わってみると、湯で煮出さないからか雑味のないすっきりとした味わいになっていました。上品!
これでお味噌汁を作ってみようと思います!